真夏のパリ2
2005年 07月 16日
パリ2日目も暑かったです。一日の始まりが2時間ばかり遅いような気がするパリ。単に日曜日だからってわけでもなさそうです。ホテルの朝食も10時半までやっている。メトロ一日乗り放題券を買ったので、暑いのを避けてなるべくメトロで回ろうということになりました。でも、メトロの中もとっても暑い。全然冷房してないみたいなんです。地下道を歩くときはそれほどでもないんですが、電車に乗ったらとたんに汗が出る。冷房ききすぎよりはいいかもしれないけれど、ちょっと暑すぎやしませんか。今日はまずノートルダム寺院に行きました。ここでは既に長蛇の列。外から見るだけにして次の目標ポンピドゥーセンターへ。途中おみやげ屋さんにいくつか寄ったのですが、同じ商品がノートルダムから遠くなるにつれて安くなっていきます。びっくり。
エッフェル塔近くから乗った電車がなんと今日から8月半ばまで途中通行できないところがあるとかで、オルセーまで行ってくれませんでした。仕方がないので手前の駅で降りて歩きます。閉館時間5時半だというのに着いたのが5時ちょっと過ぎ。そしたら何と30分間は無料で見てもいいのだそうです!これはいい、っていうんで、とにかく印象派の作品を見たかったので5階へ直行。ドガ、ゴッホ、モネ、ルノアール、マネをひととおり見ました。本当に近くで見られるし、フラッシュなしで写真もとれるし、特にゴッホのファンである連れ合いにとってはここだけでも来る価値あったというところです。(無料ってのがまたいい。)
夜はホテルの近くにあるクスクス専門店で夕食をとりました。パリにしてはかなり良心的な値段だったし、サービスもよかったのでよい気分でホテルに帰ってきました。ここではまたパリのレストランでは水よりもワインのほうが安いということを発見して驚いたりしています。フランス語の全くできない私と学校で習ったフランス語なんて日本語よりも出来ないよと言う連れ合い、まず覚えた言葉が"Parlez-vous anglais?"("Do you speak English?").情けないけど仕方ありません。パリっ子って英語できるくせに話したがらない。どこでも英語が使えると思っているイギリス人やアメリカ人にちょっといい薬になるかもしれませんが、英語を頼りに旅している英語以外を母国語とする外国人のことを少しは考えてくれんかな~。こんなことなら少しフランス語を習っておくんだった。