オーストラリアの首都はキャンベラ!でも、あんまり知名度高くないですね。^^;そんなキャンベラからごくフツーのオーストラリア生活をお届けしてます。


by johnnycake
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家族の呼び方

連れ合いの家族はイギリスでは中流ですが、連れ合いは両親に呼びかけるときには"Father"や"Mother"というように呼びかけます。第三者に向かって自分の両親の話をしているのならいざ知らず、面と向かって相手に呼びかけるにはかなり堅苦しい言葉です。しばらく前になりますが、友人宅で日本語版ハリー・ポッターのDVDを見ていたときのこと、このFatherという呼びかけを、魔法使いの純潔家庭のお坊ちゃんであるDraco Malfoyが使っていて、日本語では「父上」と訳されていました。いつも連れ合いが使っているのを何気なく聞いていた私は、この「父上」という訳にはっとしました。貴族でもない連れ合いは何故このような言葉を使うのだろう、と初めて不思議に思ったのです。

7,8月をイギリスで過ごして、以前より少しは連れ合いの家族を理解することができたと思うのですが、この間、連れ合いの妹と弟がどのように両親を呼んでいるのかにちょっと注意を払ってみました。二人とも母親には"Mother"と呼びかけ、父親には呼びかけの言葉がないということに気が付きました。義妹の話などをつなげあわせてみると、父親の場合はかなり厳格な人なので、普通使われるDadという呼びかけ語はとても使えないと言うのです。また、彼女の場合、Fatherという言葉すらも何だかぴんとこないということでした。では、何故Motherは使われているのか、確かなことはわかりませんが、姑と舅を比べてみたときに、舅はかなりのおしゃべりで、呼びかけ語を使わずとも話をすることができますが、姑の場合耳が遠いせいかちゃんと呼びかけないと自分に話しかけられているとは思わずに会話に参加していないことが多々ありました。姑の注意をひくためには呼びかけ語が必要で、それがMotherになったのだろうと思います。

子供時代にはMummy、Daddyと呼んでいたはずなのに、それが何故Mum、Dadというように移行しなかったのかということを考えたときに、恐らく母親の長い入院とそれに続く両親の離婚という時期がちょうど呼びかけ語が移行する時期と重なって、MumやDadという言葉を使うことなく大人になってしまったのだろうと思うのです。いずれにせよ、FatherとMotherという呼びかけ語に連れ合いの両親との距離が象徴されているのだと思いました。我が家の場合を見てみると、長女は既にDadとMumを使っていますが、小学校低学年である下の二人はDaddyを使い、私のことは、次女がMama三女がMummyを使っています。長女がいつごろからDadとMumを使うようになったか覚えがないのですが、下の二人がいつごろ移行するのか、とても興味のあるところです。


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by johnnycake | 2005-10-16 21:11 | 言葉