スペインからの手紙
2006年 05月 22日
今日連れ合いにスペインの切手が貼ってあるマドリッド消印の手紙が届きました。差出人はなく、住所はタイプされていて、私信ではありません。私信ではない連れ合い宛の手紙は、私があけて処理することが多いので、帰りを待つまでもなく開けてみたのです。そしたら!
国際宝くじで60万ユーロが当たったというお手紙。
えええ~~~!!!!???
大体国際宝くじなんて誰が買ったのよ!?60万ユーロって言ったら9千万円近い額ですよ~。
そんなの信じるヤツいるんですかね。
この手紙、ご丁寧に「チケット番号」「シリアル番号」「当選番号」といろいろ番号が書いてあって、いかにも本物らしく署名の上にハンコみたいなのまで押してあって、さっと読むと「え、もしかして!?」と思わせる手紙でした。
しかーし。宝くじの賞金を払うので×○日までに同封の書類に記入してをマドリッドに送ってくれ、と書いてあるんです。その書類には、個人情報だけでなく、払い込みさきに銀行口座まで書くようになってました。これを見てもまだこういう詐欺にひっかかるヤツがいるんでしょうね~。ネット検索してみましたが、この手紙に載っているような会社や機関は見つかりませんでした。国際宝くじ詐欺のリストにも載っていなかったところを見ると、しょっちゅう名前を変えているんでしょうね。気持ち悪いのは、地球の裏側から連れ合いの名前と住所を見つけて送ってきたってところです。
手紙のヘッダはこんなの↑でした。フッタはこんなの↓でした。
帰宅した連れ合いに「こんなのが来てたよ。」とだけ言って渡したら、一瞥して「手紙のヘッダが気に入らないな。」と言った後読み始めて、3分の一も読まないうちに「ますます気に入らないな。」「どこが気に入らないの?」「いっぱい色んな番号並べているのはよくない。読み手を混乱させようって魂胆だ。」ですって。スペインから手紙なんて来たの初めてで、貼ってあった切手がきれいなので、これは取っておくことにしました。切手だけもうけたということにしておきましょう。