慣れない名前
2006年 08月 25日
我が家の子供たちのファースト・ネームは日本の名前になってます。セカンド・ネームには英語の名前を入れたのですが、日常使うことはありません。学校でもどこでも、ファースト・ネームで用が足りてしまうのですが、3人とも3文字で、しかも「み」で終わる名前になっているため、日本の名前に慣れない人は3人の名前をごっちゃに覚えていたりします。また、子供たちの行っている学校は、長女を担当した先生が次女も三女も担当するというケースが多く、これまでにそういう先生が3人います。こうなると先生も子供たちの名前がごっちゃになってしまって、次女が長女の名前で呼ばれたりすることが時々あるそうです。オーストラリアは移民の国なので、英語圏以外の名前も当然たくさんあり、これがなかなか覚えられなかったり、間違えて覚えてしまったりすることがあります。
おととしだったか、長女のクラスにスリランカから来た生徒が数人編入してきて、そのうちの二人が長女の両脇に座ることになりました。その男の子たちの名前が「ムクリー君」と「ムクリーズ君」だったのですが、どっちがどっちだかその年の終わりにその子たちがスリランカに帰るまでとうとう覚えられませんでした。
このムクリー君とムクリーズ君のケースは名前がとても似ているというだけで体型や顔などは全然違っていたのですが、今年次女のクラスにいるスリランカの子達の中には双子がいて、その名前が「ハジム君」と「ハジフ君」。これはもうお手上げです。おまけにこの双子君たちには長女と同級生のお兄さんがいて、「ハフィズ君」と言います。子供たちの会話の中に出てくるこの慣れない名前たち。何度聞いても覚えられず、それは単に慣れないからというだけでなく、年を取ったからかもしれない、と思ったりするのでした。そして、イギリスにいる姑や舅が我が家の娘たちの名前を間違えないように苦労しているだろうことを思ったりもするのでした。(舅は一度送ってくれた誕生日カードに間違った名前を書いていたことがありました。)