小学校卒業の行事
2006年 12月 05日
長女が再来週小学校を卒業します。7年間通った(オーストラリアの小学校は7年間あります)馴染みのある学校を後にするわけですが、卒業に際しての行事がいろいろとあります。当然「卒業式」なるものもあるわけですが、日本の卒業式とは違ってかなりくだけたもので、出席するのも卒業生とその父兄だけ。正装するわけでもなければ、答辞なんかもないわけです。もともと校歌などもないので、卒業式にすることと言えば、卒業証書を貰うのと、何らかの賞が貰える人は貰えるという程度のものです。親からしてみれば、この卒業式が一番重要な行事に思えるのですが、子供たちにとってはそれよりももっと大事な行事があります。
それは、卒業生だけのディナーとディスコなのでした。服装は「スマート・カジュアル」で来るようにとなっていますが、もう何週間も前からこのディナー・ディスコパーティーには何を着ていくか、で友達との間で情報交換がされています。まともに着ていける服のない長女は、この日に備えてドレスを買いに行く、と言い出し、先週末私が長女とその友達を連れて買い物に行きました。あちこち回って4時間。何とかドレス、アクセサリー、バッグ、靴とそろえることができました。買い物大嫌いな私にとって、これはずいぶんと疲れることでした。あんなに色んなものを見て回ったのは生まれて初めてぐらいのような気もします。しかも、大ショックだったのが(?)長女の靴のサイズがとうに私のサイズを追い越していたことでした。身長ではまだまだ私のほうが上なのですが、これも時間の問題でしょう…。
このパーティでは、男の子とパートナーを組んで踊るというのもあるそうで、誰と組むとか組まないとか大騒ぎしていますが、本当にパートナーが必要なのか、イマイチわかりません。オーストラリアでは、高校卒業の際にはFormalと呼ばれるパーティがあり、それには正装してパートナーを選んで出席するということになっていますが、小学校ではまだまだだと思っていたんですが…。ちょっとした予行練習みたいなものなんでしょうか。
ディナーは2コース出る一応ちゃんとしたディナーのようです。ちなみにパーティ参加費用は一人18ドル(1600円程度)です。このディナー・ディスコパーティに親は出席しませんが、会場近くのベトナム料理屋で親の懇親会を兼ねた夕食会が同時進行で行われます。参加不参加は自由なので、低学年の子供たちがいる我々は行きませんが、クラスの半分以上の父母が出席するようです。