5年生の宿題
2005年 02月 23日
2月初めに小学校5年生になったばかりの長女ですが、早くも(日本に比べたら遅いですね。^^;)宿題が出されました。オーストラリアの公立小学校の宿題は、日本の学校のようにきちんとしたプリントが出るというのはほとんどなく、プロジェクトベースのものが多いです。今回の長女の宿題は、自分の好きな本、または今読んでいる本を題材に様々なアクティビティをする、というもので、どうやら数週間に渡って行われるらしいのです。アクティビティは6つのカテゴリーに分かれていて、それぞれ、知識、理解、応用、分析、想像、評価、となっています。各カテゴリーから最低一つのアクティビティを選ばねばなりません。
「知識」のアクティビティには、
- 同じ作家の本をリストアップする
- 本の出来事の年表を作る
- 登場人物の一覧を作って紹介する
「理解」には、
- 自分なりの本の表紙を作る
- 本の要約
- テープに自分で本を再話して録音する
「応用」には、
- 登場人物や重要なアイテムなどの粘土作品を作る
- 本の内容に沿ったボード・ゲームを作る
- 本を売るための広告を書く
「分析」には、
- 登場人物の家系図を作る
- 作家もしくは登場人物の伝記を書く
- 本の内容に沿ったアンケートを実施する
「想像」には、
- 登場人物を楽にするための新しい機械を発明する
- クロスワード・パズルを作る
- 本に沿って有名な歌の替え歌を作る
最後の「評価」には、
- 本の良い点悪い点のリストを作る
- 違った結末を書く
長女が何度も読んではまってしまったのがハリー・ポッターシリーズですが、中でも「炎のゴブレット」が好きで、宿題の題材もこれに決まりました。(アズカバンの囚人とそれ以前の作品は既に映画化されたということもあって、なかなか想像力を働かせるのも難しいというのもひとつの理由なんですが。)最初に選んだアクティビティは粘土細工で、炎のゴブレットそのものを作りました。私のほうは、2年以上前に読んだきりで細かいところなどはすっかり忘れてしまってますが、娘のほうはよく覚えていました。ゴブレットは木製だから木目を入れたい、でもうまく描けそうにない、という娘のたっての頼み(?)に木目だけは私が描きました。なかなかうまくできたじゃないの、と親ばかな私と連れ合いでした。次のハリポタの映画にどんなゴブレットが登場するのか、それもまた楽しみです。