公立ハイスクールにかかる費用
2006年 09月 18日
以前ハイスクールの説明会と体験入学などでも書きましたが、来年は長女がハイスクールに行きます。5,6月の説明会を経て7月に願書を出しました。中学校選びでも書きましたが、候補は3つの学校に絞っていました。しかし、6月初めのK校の説明会当日にキャンベラの公立学校が39校閉鎖の対象となるという発表があり、K校もそのひとつにあがっていたのです。結果的に確実に閉鎖と決まったわけではなかったのですが、もともとあまり評判がよくないからどうしようかと考えていた矢先の閉鎖ニュース。K校の説明会には行かず、候補はA校かS校ということになりました。説明会や体験入学、どれをとっても、どっちもどっちかな、と思っていたところに、A校に長男をやっているがS校の説明会に来たというお母さんに会い、「A校は昔はよかったけど、新しい校長になってからはどうもね。S校の新しい校長は評判がいいし。」と言われました。規模が大きすぎて子供が萎縮するのじゃないか、と心配していたS校ですが、蓋を開けてみたら、A校の生徒数もそれほど変わらないということもあり、送り迎えに都合のいいS校に決定。8月末には入学を受け入れる旨の手紙が来ました。
今月初めに正式に入学手続きをしましたが、入学案内と共に届いたのが費用の明細です。制服はない学校なので、制服費用はかかりませんが、2007年度の経費は以下の通りでした。
- Voluntary General Contribution (任意で払う学費のようなもの。これは小学校でもあります。あくまでも「任意」なのですが…。) 120ドル
- Voluntary Equipment Hire (任意の設備料のようなものでしょうか。台所、図画工作などの特別教室の費用なのだと思うのですが、定かではありません。) 50ドル
- Voluntary Subject Contributions (任意で払う学科費)
- バンド(音楽)費用 60ドル
- 楽器使用料 120ドル
- 学生証 5ドル
- ロッカー使用料 20ドル
- 数学教科書使用料 35ドル
この他にも、文房具、辞書などの費用がおいおい必要になるはずです。1学期には合宿もあって、2泊で200ドル(1万6千円)、200ドルも払うんなら1週間ぐらい行っててよ~、と思うのですが。しかし、それらを全て合わせても、このハイスクールの授業料・設備料・教科書・諸経費の合計はせいぜい1000ドル(8万円)くらいのものでしょう。しかし、これが私立校となると、少なくとも、この5倍はします。