家事をしながら…
2006年 10月 28日
最近ハマっているのが、ポッドキャスティングです。私は昔から結構な「ながら族」なのですが、(「ながら族」って言葉はもはや死語なのかも…?)やはり、家事をしながら聞きたいのはできれば日本語。しばらくは短波放送なども試みたのですが、これがなかなか受信が難しかった。というのも、我家は北方向にキャンベラ一高い山があり、そこで電波が遮られるため、短波はもとよりAMやFMにも支障が出ることがありました。それに、短波は時間が決まっていて、放送時間にあわせて家事をするというのも、何だかなぁ、というわけで、短波を聴くことはなくなってしまいました。アイロンがけは日本のビデオやDVDを見ながらするというのが習慣のようになってきましたが、見ているうちに内容にのめりこんでしまって、なかなかアイロンがけが終わらなかったりするのでした。
今年に入って、母の日にiPodをもらったのをきっかけに、ポッドキャスティングを聴くようになりました。とりあえず、iTune ストアで上位にランキングされている番組から始まって手当たり次第にいろんな番組を聴いてきましたが、ここ2ヶ月ほどようやく「定番」番組ができてきました。聴いていておもしろい番組でも、音質の悪いものがどうしても続けて聴く気にならず、あとは現在の日本のタレントさんだとかを知らないとわからない番組は、いくら人気があっても私にはわけわからず、なので聴いていません。ここのところ毎週楽しみにしている番組は次の通りです。
- ラジオ版学問ノススメのポッドキャスティング用であるSpecial Edition: これは、毎週ある分野に精通している「先生」を迎えてその分野についてプレゼンターの蒲田健さんが学んでいくという趣向なのですが、ゲストの「先生」も多種多様でおもしろいし、蒲田さんの質問も的を得ていることが多くておもしろいです。
- ヴォイニッチの科学書: 「世界初の日本語科学情報 PODCAST 番組」なのだそうです。メインの中西貴之さんという科学レポーターと横でだいぶリラックスして話に相槌をうつBJさんで進められる番組です。各回の情報も一般の人にわかりやすく伝えてくれて嬉しいです。
- トラヲとカンヂのかく語りき: 40台の男二人が昔のテレビ番組やら話題になった事柄などにユニークな説明を加えていきます。私はこの人たちと同じ世代なので、「そういえば、昔そんなもんがあったよねぇ。」という懐かしさで聴き続けています。
- 村上隆のエフエム芸術道場: これは、村上隆さんが見たDVDについて語る、というのが主な内容なんですが、おもしろいです。
- 外人さん大指摘 爆笑 日本人の急所: 日本語が堪能な外国人2人を毎回ゲストに招いて日本のことをどう思うか、っていうようなことを軽いノリで進めていく番組なんですが、日本のことだけではなく、ゲストたちの出身国の様子などが伺われて笑えます。
- Suntory Saturday Waiting Bar AVANTI: バーでちょっと飲んでいる時に隣で話している人の話が聞こえたという形式で色々なゲストが登場する番組です。学問ノススメよりは軽い感じで、ゲストがかなり自由に話しているような雰囲気を出しています。
この他にも最近聞き始めたのもあったり、それほど定期的には聴かないけれどチェックしている番組などもあります。本当はNHKの語学講座なども聴きたいと思うのですが、何故かNHKはポッドキャスティングはやっていないようです。そりゃ海外にいたら受信料払いませんけれどね。でも、短波では放送なんかしているんだから、ちょっとぐらいやってくれてもいいんじゃないなぁ、とも思ったりするのでした。